希望塾は、40年近く前,
母が近所の子供たちに勉強を教え始めた際に、
ギリシア神話「パンドラの箱」
にちなんでつけた名前です。
「パンドラの箱」の話を聞いたことがありますか?
・・・「開けてはいけない」
と言われていた箱を開けてみると、
様々な災いが飛び出しました。
でも、最後の最後になっても、
箱の中に残っていたものがありました。
それが、希望でした・・・
というものです。
塾での指導を通じて、
前途有望な若者たちに、
明るい希望を持てるようにしたいと思っています。
これは、決してきれいごとなどではなく、
心からそう信じて指導に当たっています。
私は、現在47歳、4児の父です。
双子の弟(双子の兄は医師)で、6人兄弟の5番目です。
小さい頃から運動ばかりしていて、
勉強を始めたのは、中学の半ば以降からです。
父は高校の国語教師で、熱心な読書家ですが、スポーツが得意です。
母は文学部出の文系人間ですが、医者家系に育ち、英語と数学を教えることが大好きです。
私が子供の頃は、
「決して腐らず諦めず、希望を持ち続けること」
「自分や他人の長所を見つけることができると、
幸せになれる」
そんな話をよく耳にしたような気がします。
1991年、私が大学に入学したのを機に、
希望塾高等部が発足しました。
それ以来、私が最も関心を持ってきたことは、
「有名校に何人合格したか?」という、
結果ではなく、
「どうやって才能を引き出すか?」という、
ひとりひとりの成長する過程です。
合格実績は、言ってみれば、数字の集積であり、
ひとりひとりの顔は見えません。
そのような匿名性の高い情報よりも、
生徒ひとりひとりについて、
「どのように成長し、共に学んできたか?」という、
個々の顔が見える、ひとつひとつの思い出が、
私の原動力になっています。
私は、役職名ではなく、
名前で呼ばれるのが好きなので、
私のことを生徒の皆さんは
「しょうごさん」と呼んでいます。
→ 「失敗しない塾選び」 詳細はこちら をクリック
「失敗しない塾選び」
小学生から高校生というのは、
大人に向かう、最も大切な時期です。
そういう時期だからこそ、いい加減な塾選びをして、
後悔することにならないようにしたいものです。
教育の根本は「人」です。
いかに優れた「システム」があっても、
指導者が悪くては、
子供にとっては無益どころか、
有害な体験になってしまいます。
現在、多くの塾では、指導方法をマニュアル化し、
どこも似たようなサービスが提供されています。
具体的には、
①テストによく出る問題を、繰り返し反復して、
丸暗記させる
②じっくり考える時間を取らず、
簡単な「やり方」だけを強調する
③中長期的な学力養成よりも、
目先のテストの点数を上げることだけに注力する
といったような「勉強のやり方」が主流ですよね?
しかし、
最難関の大学受験まで指導している立場から言えば、
単なる解法マニュアル暗記だけで済ませていると、
受験直前期に「伸びない」タイプの生徒
になってしまいます。
もちろん、公立高校合格を最終目標にしているならば、
「合格の最短コース」の学習法で構いません。
しかし、将来、大学受験を考えている人は、
後で、「がんばっても伸びない」
タイプの生徒にならないよう、
少なくても、中学からの塾選びからは
慎重を期したいものです。
心身とも成長する思春期において
良き師との出会い、交流は、
何よりも大切なことですから。
希望塾は、
「ひとりひとりの能力を最大限に伸ばす」
ことを得意としています。
◎生徒一人一人の長期的ヴィジョンを見据えること
◎考える楽しさ、学ぶ愉しみの共有すること
◎単なる「勉強法」よりも、
「良い行動習慣」の確立すること
希望塾では、
双方向のコミュニケーションを通じて、
受け身ではない「主体的に学ぶ」
人材育成を基本にしています。
高い合格実績のせいで、希望塾を
テストの点数で、生徒をランク付けする
「成績至上主義」の塾だと、
思っている人もいるかもしれません。
しかし、実際には、
入塾試験がないのはもちろん、
成績順のクラス分け、席順などは一切ありません。
勉強を「競争の手段」とすると、
「テストの成績序列で、人の優劣を判断する」という
悪癖が身についてしまいます。
将来、社会に貢献できる人材育成には、
「豊かな人間性を育てる」
ことが大切です。
周囲との比較ばかりで狭い視野を持ってしまうと、
「学ぶ楽しみや喜び」を忘れてしまう
ことになってしまいます。
塾での学びを通じて、
豊かな感受性を育てる審美眼、
思いやりに通じる高い教養、
勇気、自信、リラックスといった心の整え方、
を身につけることに力点を置いています。
これまで、視察に訪れた方々(すべて県外から!)に、
「塾生の挨拶・マナーが素晴らしい!」
「合格実績の印象とは違って、
教室の雰囲気が和やか」
というコメントをたくさんいただいています。
希望塾は、
一部の生徒によって引き上げられた合格実績ではなく、
生徒ひとりひとりの皆の満足によって評判を得て、
伸びてきた塾です。
希望塾は、本当の意味での「学びの場」になっています。